マンガ雑多

面白かったマンガ感想を徒然と書いています

陽気なネガティブ野郎

コウノドリ(1) (モーニング KC) [ 鈴ノ木ユウ ]

価格:671円
(2020/12/9 13:49時点)

 

さて、相変わらずの格闘の日々です。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私はイライラしたらこの作品の存在を思い出しては気持ちを落ち着かせているものです。

言わずもがなな名作ですね。

1人目出産後、丁度良いタイミングで3冊ほど無料だったので読み進め、そのまま購買しておりました。

生まれてきてくれた奇跡を思い出させてくれます。

 

そんな子育ての愚痴と参りましょう。

 

 

 さて、子育ての愚痴を申しましたが。

今日は「育てられた愚痴」と参ります。

 

事の発端は「闇を感じる」というフレーズ。

 

子供の描いた絵を見て、ママ友が放った一言です。

私もそう思ったし、旦那もそう思ったし。

別に全く気にしていなかったのですが、翌週にそのママ友から謝罪を受けました。

「とても失礼なことを・・・」との事でしたが、全く気にしていなかったので、謝罪でビックリ。

一週間もこの事で悩んでおられたのかな、と逆に申し訳なく感じました。

 

人に何か言われて、傷付いたり気にしたり落ち込んだりってほぼほぼしないのです。

気にしぃではありますが。それは仕事で、だと顕著になりますね。

 

人に言われて〜で発生する影響の範囲は「私」に限られます。

私の気が落ち込んだり、高揚したりするのを他人が握っているってとても疲れる現象のように思います。

なので、人に何か言われた程度ではどうにもなりません。

「あぁまた漫画読んで休日終わったよ」の方が落ち込むと言う難儀な性格。

仕事だとね、影響範囲が広すぎてこうはなれないんですけどね。

 

ならば何を言われたら傷つくのか。

自分の人生をぼんやり振り返ってみて、思い出し傷付きとかどこのドMなんだろうな?と疑問を感じずにはいられません(笑

 

そんな中で思い出すのは「親に言われた言葉」でした。

だから子供達にはそんな事を言わないように、と自戒を込めて。

 

母からは「どうして産んでしまったのだろう」から始まり。「できる事なら小さくしてお腹に戻して、産んだことをなかった事にしたい」と言われましたね。

父からは特に何も言われていないけれど、結婚の際に「本当にこんな娘で良いのか?人生終わるぞ?」と旦那に言っていたけれど。

私は実の親からそんなに言われるほど、人間性が終わっているようだ。という事は理解していた。

母から、祖母の愚痴を聞き、父の愚痴を聞き。聞いてくれてありがとうなんて言葉はなく「あんたもそっくりだからな!」と、まだ(将来的にはするかもしれないがその時点では身に覚えのない事)やってもいない事で怒られる。

卵と鶏になってしまうのだが、私が何かやらかしたから母が怒ったのか。母に怒られるから反抗期が終わらなかったのか。

私の反抗期は結婚して家を出るまで続いていたそうです。

家を出るまでの私の選択肢は「仕事を辞める」「家を出る」「人生を止める」の3つがありました。

何とか「家を出る」という選択ができたので、現在があるわけですが。

 

「母」という存在は、難儀なものですね。

 

私も子供によくイライラしてしまいます。

昔は思ったものです。「勝手に産んでおいてその言い草は何だ」と。

思っていたのに、私も「勝手な」母になってしまったのか、と。自戒がいつまで保つかはいつも旦那頼みです。

旦那に愚痴を聞いてもらい、書いて発散し。旦那に家事を押し付けて、寝る。

心が元気でないと自戒は保たないので、なるべく心穏やかに、と思って過ごしています。

 

母とは難儀な存在で。言われて傷付いてきた分、現在はとても強くなりました。

緊張とプレッシャーにはとても弱く、どんな物であってもクリーンヒットになるんですけどね。

 

母は、どうだったのかな?

父は愚痴を聞くタイプでもなく、家事をするタイプでもなく。時代もあるしね。

故郷離れた土地での子育ては友達もおらず、今みたいに便利なツールも少なく。

私に当たるしかなかったのでしょうかね?だからって当たって良いわけないじゃんかね?

私の反抗期が終わらなかったから母も叱り続けたそうですが、子供の心のケア忘れてただけじゃね?って思いますけど。

 

社会に出て数年経った頃には、私は毎朝壁に頭を打ち付ける生活していましたから。

「あぁ私はダメな人間で申し訳ありません。でもイライラが止まらないのです。母を殴りそうなのです。あああああ」って感じで。だいぶヤバイな(笑

 

旦那と結婚し、家を出て。心の機能が正常に戻ったのか、そのまま家を出れなくなる生活を1年ほどしておりました。

やっと悲鳴を上げれたのだと思います。家で泣いても良いんですね。

電気を消すと寝れない事。音がないと寝れない事。

両方がないなら手を繋いで寝て欲しい事。

そんな状態でも反抗期だった私が悪かったそうです。

旦那から初めて貰ったプレゼントはクッキー缶でした。ホワイトデーだったからかな?お菓子好きだし。嬉しくてとても嬉しくて。

自分の部屋に置いて少しずつ食べようと思って眠りについて、翌朝には空になった缶を見つけました。

お腹が空いていたから、と母は言いました。

どうしてわざわざ、部屋に置いていたものに手を出されるのだろうか?

これで「これだから20も過ぎて反抗期する娘は」と私は非難されなければいけないのか。

どうしても恨み辛みが消えず、母への愚痴を綴ったノートがあります。

そんなノートもいつしか消え去り、家計簿の領収書を貼るノートになっていました。母の。

「あなたの部屋には不要なノートが沢山あって助かる」と母に言われました。

ネームノートも今では立派に家計簿用レシートを貼られています。

私の書き方めた言葉は、絵は、ただの落書きで。全てのページを使い切ったら不要なものになるそうです。

それでも私が悪いのか。私が何をしてもすぐに怒ることがいけないのか。

 

3つの選択肢になる前から体に不調がありました。仕事での色々。友人関係での色々。当時の恋人との色々。嫌な事って重なりますね。

積み重なって、ご飯が食べれなくなりました。

それでもお弁当を母が作ってくれていたので、それだけでもと食べていましたのですが、それさえも食べれなくなりました。

すると翌日、残したお弁当がそのまま「お弁当」になっていました。

せっかく作ったのに、丸ごと残すなんて、と母の怒りに触れたのでしょう。

私に「どうしたの?」と声をかけてなんてくれませんでした。残した私が悪いのです。

その「お弁当」を全部食べた後、午後のトイレで戻してしまいました。

立ち上がる事が出来ず、だからと言って誰に言えば良いかも分からず。そして会社の席に戻り、目が回るが仕事をしなければいけない。

「体調が芳しくなくて休みたい」と言えなかった。けれど家族には話を聞いて欲しかった。ほんの少し「明日休みたいなぁ」と言っただけなのに。

「これだから最近の若い子は」と責め立てられた。

そんな身に入らない状態に仕事をするなんて信じられない。それでも給料を払わなければいけない会社に申し訳ないと思わないか、と。

私は私のことを1番に考えてはいけない。まずは会社の事を考えなければいけない。そう叱られました。

 

旦那には正反対のことを言わます。というか正反対のことを言う人だから惹かれた、が正しいかもしれませんね。

 

最近はもう心が割り切っているので、辛い気持ちになることはありませんし。

当時を思い出して「これは慰謝料よ」と子供達のものを何でも買ってもらっていますし。

健康的な関係か、と聞かれれば疑問符が出てしまいますが。

私には丁度良い距離感が見つけれた気がします。

 

親と距離感がないと良い関係が築けないなんて、と避難もあるでしょうが。それも親子の形の1つです。

私の心が健康なら何だって良いんですよ。

勝手に産んだのは両親だし、教育したのは両親なんですから。

 

そう、娘にも思われるのでしょうね。

 

それはもうしょうがない事案として受け入れ、けれども「母」に存分の甘えて泣きつける場所ではありたいと思い。

心穏やかにいるために、他人の言葉で感情を起伏させることなく、疲れたら旦那に全て投げつけるのです。

 

 

 

Sponsords Link